◆第33号(1999年9月) 〈論文〉 神社建築の形成過程における官社制の意義について 丸山茂 page - 2
五大堂の形態変化と五壇法の成立—密教空間の展開に関する一考察— 冨島義幸 page - 46
中世称名寺における結界と絵図 飯田晶子 page - 84
地子と地租の間—近世京都の賦課形態における町人足役の位置— 土本俊和 page - 110
〈研究ノート〉 「法勝寺新堂用途勘文案」からみた平安時代後期の仏堂造営 清水擴 page - 135
寺社建築に対する江戸幕府の規制法令について—〈寛文八年令〉の再検討— 金行信輔 page - 144
〈記念シンポジウム〉 歴史的建造物の復原・その現状と課題—主として史跡内の事例をめぐって— page - 151
報告 「全国自治体の取り組み状況 史跡地内建造物復元事業実態調査の調査結果を中心に」 村田健一 「史跡志波城跡における築地塀・櫓・外郭南門の復元展示」 矢野和之 「備中松山城跡本丸の復元」 森宏之 「長崎出島オランダ商館の復原」 波多野純 「パネルディスカッション」 本中真・高島忠平・木村勉・谷直樹 〈紹介〉 宮上茂隆君の御逝去を悼む 片桐正夫 page - 193
故 宮上茂隆氏著作目録 page - 195
〈修復トピックス〉 伊勢神宮の式年造替 飯田喜四郎 page - 198
彦部家住宅主屋の「ナガシ」について 稲葉敦 page - 210
〈書評〉 宮本長二郎著『日本原始古代の住居建築』 溝口正人 page - 220
川上貢著『日本建築史論考』 光井渉 page - 237
西和夫著『建築史研究の新視点一 ―建築と障壁画』 尾本師子 page - 252
『密教建築空間論』書評への反論 藤井恵介 page - 260
〈新刊書目録・新刊紹介・学界短信・本会記事〉 |