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京都建築映像祭2021
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GALLERY A4「天平の匠に挑む―古代の知恵vs現代の技術」
竹中大工道具館「CLT―未来をつくる木のイノベーション」
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分離派100年研究会 連続シンポジウム第5回
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竹中大工道具館 企画展「アイノとアルヴァ 二人のアアルト 建築・デザイン・生活 木材曲げ加工の技術革新と家具デザイン」 ※会期延長!

詳細は下記リンクをご覧ください(外部サイトに移動します)
→ 竹中大工道具館 企画展「アイノとアルヴァ 二人のアアルト 建築・デザイン・生活 木材曲げ加工の技術革新と家具デザイン」
※会期が延長されました。

■展覧会概要
アイノ・マルシオ(後のアイノ・アアルト 1894 ~ 1949)が、まだ無名の建築家アルヴァ・アアルト(1898~1976)の事務所を訪ねたのは 1924 年のことでした。この時から、アイノとアルヴァのパートナー関係が始まります。彼女が加わったことで、アルヴァの建築は使いやすく心地よいという、「暮らしを大切にする視線」が加わり、空間に柔らかさや優しさが生まれたと言われています。このことは、彼が世界的建築家の道へと歩む上で極めて重要なことであったといっても過言ではありません。モダニズムへと向かう流れのなかでアアルト建築が、ヒューマニズムと自然主義という文脈を有していたことの背景には、アイノの存在が大きかったのは確かでしょう。二人の作品は 1920 年代後半になると国際的に起こったモダニズムデザインの潮流の影響を受けます。モダニズムのシンプルで実用的、コストの合理性を考えた量産化という考え方は、二人の考えとも合致しました。彼らは、フィンランドの環境特性に基づき、自然のモチーフを取り入れたデザインでモダニズムに対する独自の回答を探究していくことになります。そして、「パイミオ サナトリウム」(1933)、「ヴィープリの図書館」(1935)などコンペで実現した作品は、二人を一躍世界の建築家の舞台へと押し上げ、これらの建築のためにデザインされた家具は、後のアルテック設立の道筋をつけることになります。二人の役割については、建築をアルヴァ、インテリアや家具を主にアイノが担当したと言われていますが、重要なことは、役割を切り分けることではなく、生活革命ともいえるビジョンを共有したという事実です。二人は互いの才能を認めあい、影響しあい、補完しあいながら対等のパートナーとして作品をつくり続けたのだといえましょう。
本会場では、その中でもアアルトの曲げ木の技術に焦点を当てて紹介します。世界中で愛されるアアルトの椅子。無垢材をL字型に曲げる「L - レッグ」と、積層合板による「ラメラ曲げ木」の開発について、成形から商品化までの道のりを辿ります。そして、このアアルト家具の販売と輸出管理だけではなく、展示会や啓蒙活動によってモダニズム文化を促進することを目的として設立されたアルテックの歩みを紹介します。

<会 期> 2020年3月28日(土)~6月7日(日) 8月30日(日) ※会期が延長されました。
<会 場> 竹中大工道具館 1Fホール
<開催時間> 9:30~16:30(入場は16:00まで)
<休館日> 月曜日(祝日の場合は翌日)
<入館料> 一般500円、大高生300円、中学生以下無料、65歳以上の方200円
     (常設展観覧料を含む)
<主 催> ギャラリー エー クワッド
<共 催> 竹中大工道具館
<特別協力> アアルト・ファミリー コレクション、アルヴァ・アアルト財団
<協 力> アルテック、フィンエアー、フィンエアーカーゴ、イッタラ
<後 援> フィンランド大使館、フィンランドセンター
<企 画> ギャラリー エー クワッド
<企画協力> S2株式会社

 ※本展と現在ギャラリー エー クワッドで開催中の展覧会は、世田谷美術館・兵庫県立美術館にて2021 年に開催予定の「アイノとアルヴァ 二人のアアルト」展プレ企画です。
【二人のアアルト展メインサイト】 https://www.aino-alvar.com/

■チラシ
A4サイズ・PDF形式のチラシがダウンロードできますチラシリンク(PDFファイル・約1MB)

■関連イベント
ギャラリートーク ※開催延期
アルヴァ・アアルトの孫で、アアルトの財産を管理するアルヴァ&アイノ・アアルトエステートの代表であるへイッキ・アアルト-アラネン氏によるギャラリートークを開催します。
<日 時> 2020年3月28日(土)11:00~、14:00~
<講 師> へイッキ・アアルト-アラネン(アルヴァ&アイノ・アアルトエステート代表)
<会 場> 竹中大工道具館 1Fホール
<参加費> 無料(別途入館料が必要)
<定 員> 当日先着順。参加者多数の場合は入場制限を行うことがあります。

積層曲げ木を学ぶ(全2回) ※開催延期
積層曲げ木とは薄くスライスした単板を重ねて接着した木質ボードのことです。日本の家具職人による本ワークショップでは、小品をつくりながらその技術を学びます。
※アルテック積層合板の技術や製法とは異なります。
<日 時> ①2020年4月16日(木)・25日(土)10:00~15:00
      ②2020年4月17日(金)・25日(土)10:00~15:00
<講 師> 永野智士(株式会社永野製作所)
<会 場> 地下2F木工室
<参加費> 18,000円(全2回、材料費・入館料込み)
<定 員> 各回とも大人10名 ※必ず全2回参加できる方
      (事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
<申込締切> 3月25日(水)必着

「技と心」セミナー[99]アアルト家具のデザインとアルテック ※開催中止
フィンランドの巨匠、建築家アルヴァ・アアルトとその妻アイノらにより設立された北欧の家具ブランド、アルテックの作品と活動について紹介します。
<日 時> 2020年5月16日(土) 13:30 ~15:00(13:00開場)
<講 師> ティモ・リエッコ(アルヴァ・アアルト財団/アルヴァ・アアルト美術館学芸員)
<会 場> 神戸芸術センター会議室
<参加費> 無料(竹中大工道具館入館の場合、別途入館料が必要)
<定 員> 80名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
<申込締切> 4月24日(金)必着


■関連イベント申込方法
各イベントページの申込みフォーム、または往復ハガキでお申込みください。
<各イベントページ>(外部サイトに移動します)
・積層曲げ木を学ぶ(全2回)はこちら
・「技と心」セミナー[99]はこちら ※開催中止
<往復ハガキ>(ハガキ1枚につき1名様まで)
[往信用裏面]
 ①イベント名、希望日時 ②参加者氏名(フリガナ) ③郵便番号・住所 ④電話番号⑤年齢⑥利き手(WSのみ)
[返信用表面]
 宛先に申込者の郵便番号・住所・氏名を記入。
 裏面は未記入のこと。
[申 込 先]
 〒651-0056神戸市中央区熊内町7-5-1
 竹中大工道具館イベント係