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https://form.naver.com/response/FGNLLfOE_zp0qVLtRhqA2w〇日時 :2024年6月14日(金)13:30-18:00
〇会場 :大韓商工会議所 国際会議場B2F(ソウル特別市中区世宗大路39)
〇主催 :京畿道、揚州市
〇主管 :建築文献考古スタジオ
〇後援 :韓国建築歴史学会、韓国中世考古学会
〇申請 :
https://form.naver.com/response/FGNLLfOE_zp0qVLtRhqA2w〇同時通訳付きでウェビナーで送信、発表資料集オンライン提供
■開催趣旨
楊州檜巌寺址は14世紀に東アジアで流行った禅宗における修行と生活のための規範である「清規」に基づいた空間構成を具体的に示す考古遺跡である。同寺は14世紀末に再興され、17世紀中葉には廃寺となった。しかし、建物址と高僧らの記念碑の配置を通して高麗時代の禅宗が朝鮮時代にも引き継がれていたことを確認することができ、約250年間にわたって禅宗文化の伝承と発展を窺うことができる。同遺跡は前記した価値が認められ、2022年7月に世界遺産の暫定リストに記載された。世界遺産登録のための推薦状作成においては、楊州檜巌寺址の遺跡としての価値を「文化交流」の側面から考察する必要がある。そこで、同時期(13〜14世紀)における東アジアの禅宗寺院建築の様子とその後の変化を調べた上で、檜巌寺址の遺跡としての位置づけについて日中韓の研究者を招聘して議論する。
■プログラム
司会 :韓旭(ハン·ウク、韓国伝統文化大学校)
基調講演「伝播と受容による楊州檜巌寺再興の建築的な成果」
講演_金東旭(キム·ドンウク、京畿大学校名誉敎授)
発表「明清代の福建省沿岸部における寺院配置の特徴と日本黄檗宗寺院の配置に及ぼした影響」
発表_李沁园(リ·チンウィウェン、中国文化遺産研究院)
討論_玄勝旭 (ヒョン·スンウク、江原大学校)
「13~14世紀の日本における禅宗寺院」
発表_鈴木智大(スズキ·トモヒロ、奈良文化財研究所)
討論_趙明濟(ゾ·ミョンジェ、新羅大学校)
「ベトナムの仏教建築」
発表_林英昭(ハヤシ·ヒデアキ、静岡理工科大学)
討論_姜熺靜 (ガン·ヒジョン、西江大学校)
「高麗時代の禅宗寺院」
発表_韓志晩(ハン·ジマン、明知大学校)
討論_李卿美(イ·ギョンミ、歷史建築技術硏究所)
「東アジア禅宗寺院の典型としての楊州檜巌寺址」
発表_李承蓮(イ·スンヨン、建築文獻考古スタジオ)
討論_文玉賢(ムン·オクヒョン、国立ソウル文化遺産研究所)
総合討論 座長_曺在模(ゾ·ジェモ、慶北大学校)